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製造 Uさん



チームワークで
安定品質の
製品を提供する
製造 Uさん 2022年入社



◆入社動機

学生時代にレストランでアルバイトをしていて料理をすることに興味があり、料理と有機化合物の製造が似ていると思ったところがきっかけです。
入社してからは、勤務時間の中でいかに効率良く、正確に、そして安全に作業をしていくという考え方が料理をしているときと似た感覚だと思いました。どちらも段取りが重要ですが、製造作業においては、化学的な知識や様々な装置の扱い方を覚えていかないと作業を進めていくことは難しいです。
私は、知識不足や経験が浅い部分もまだまだあるので、先輩にフォローしてもらいながら作業に取り組んでいます。日々勉強しながら、自分が教える立場になったときには頼られる先輩になれるように目指して働いています。

◆現在の仕事

私が所属する課では、大きな反応装置で化学反応を行って製品を製造しており、私は機能性色素や受託合成品などの製造作業を担当しています。
主な仕事内容としては資材準備から、反応装置への資材投入、化学反応のモニタリング、反応物の取り出しまでを行っています。業務を進めるうえでは、作業手順を遵守して反応進行に問題がないかを、つねに意識しています。製造部での初回量産時には、生産設備の装置仕様や原材料の取り扱いなどにも注意して、全ての作業を安全に終えられるよう関連部署が力を合わせて製造します。また、生産設備のメンテナンスも重要な仕事ですので、定期的に手分けして行っています。
最近は新規案件も多く多品種を製造しており、取り扱う資材の性質や製造条件に適した製造ラインや設備に組み換えることも増えてきました。

◆仕事のやりがい・体験談

自分で考えながら、円滑に作業を進めることが出来たときにやりがいを感じます。製造作業には、安全性や品質を維持するための決まり事があります。その中で、効率良く作業を進めるための準備や、その時々にあった適切な道具の選択は作業者に任されています。それぞれの作業者の経験と知識を駆使して、担当者同士で話し合いながら最適な流れを決め、それ通りに一日の作業ができたときは非常に達成感を感じます。また、お互いの意見を交換することで新しい視点での考えも取り入れていくことが出来ます。先輩たちの経験や知識を盗んで、自分自身のブラッシュアップも目指しています。

◆今後のビジョン

私は入社年次が浅く、まだまだ先輩方から指示を受けて作業をすることが多いです。危険な化学薬品の取り扱いに十分注意しながら、作業内容についてもしっかり理解していかなければいけません。まずは一人前の製造作業者になるために、私は安全に作業を進めていけるための経験と知識を身につけていきたいと考えています。そのためには、取り扱う化学薬品の特徴や特性を知り、ひとつひとつの作業の意味を理解する必要があります。規模の大きな製造になると化学反応や製造の状況をイメージするのが難しくなっていくので、その中で状況を把握し、適切な判断をできるようになりたいです。
そうしてスキルアップをし、これからできる後輩達にも適切な指示を出し、周囲から信頼される作業者になることが今後の目標です。

◆山田化学工業の魅力

製造作業の中で気づき、やってみたい事などを言えば、様々な事に挑戦させてもらえます。そういったことは100人程度の規模の会社だからこそ出来ることだと思います。
さらに、周囲の優しい先輩方に協力してもらいやすい環境なので、積極的に新しいことに挑戦しやすいです。そこが魅力だと思います。

◆これから入社するみなさんへ

何度も耳にされたことだと思いますが、私が社会人になり、改めて大切だと思ったことは、報連相です。会社で働くと必然的に様々な年代の方と働くことになります。経験値も異なるので、任されたその仕事を一人で行うのは難しいときもありますが、報告、連絡、相談をこまめに出来ると周りの協力も得られやすく、円滑に作業を進めていくことができます。目上の方に話しかけるのは緊張してしまいますが、そこは社会人としての勇気を持って、お互い頑張っていきましょう。

◆休日の過ごし方

休日は旅行に行ったり、友だちと遊んだり、ライブに行くことが多いです。去年は洞窟探検をしに岐阜県の洞窟へ行きました。
最近はマラソンに挑戦するために日々走り込みをしています。
当社は仕事とプライベートのオンとオフの切り替えができる環境にあります。私は仕事も遊びも全力で取り組んでいきたいです。写真は、屋久島で登山したときの1枚です。